本日午後父親の勉強会を開きました．12名のお父様方が参加され，4名の先輩お父さんは支援学校の子を持つ父3名，支援学級の子を持つ父1名の話に耳を傾けていました．全体とした大変有意義でした．話は①現在の子どもの様子，➁学校生活の様子，③父親として子どものかかわり方をどう工夫しているか，④子どもへの今後の期待と母親との役割分担についてでした．
それぞれの先輩お父さん方は現状の学校生活に対する満足をお話になり，ひこばえ卒園後の子どもの様子に対しても大きな問題はないとお話しなくださいました．しかし，将来に対しての不安は社会的自立や経済的問題など具体的な課題が出て，兄弟との関係，財産をどう残すかといった具体的な心配が出て，幅広い質問が出ました．今後そのようなテーマでの勉強会への期待が出されました．このように父親の勉強会は大変有意義と思います．ぜひとも積極的参加を期待します．

　昨夜は東区でJOY倶楽部ミュージックアンサンブルのコンサートがありました．障害者の音楽演奏，それもプロとしての演奏にはたくさんの課題があります．ステージの上の成人障害者にわが子の将来を重ねた方も少なくなかったと思います．コンサートなにしろ2500円を頂くプロとしての演奏ですから演奏の質が求められるのは当然です．そのことと本人たちのパフォーマンスの価値との間で毎日悩みながら活動を続けています．なんといっても日本で唯一の楽団です．

コンサートの後，客席の後部で演奏家の父親たちが二人，嬉しそうに談笑されている姿が印象的で，この笑顔のためにこの楽団を作ったのだと思うと，それだけで心が温かくなりました．