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子どもたちの様子
2024-07-31
年単位で子どもたちを見ているとうれしいことにしばしば遭遇します.ことばが出たり,お箸が持てたりですが,今日もSさんが自分で予告してトイレに行き立位でおしっこができました.Sさんはこのところ発達が著しく,私たちも関心をもって見守っています.このような一コマは,私たちにとってとてもとてもうれしいことで,joyひこばえで働いていてよかったと思う瞬間でもあります.職員は家に帰って飲むピールがとてもおいしいでしょう.一方で,このところ指しゃぶりの子が増えています.指しゃぶりは「吸う」「くわえる」「しゃぶる」の3つのバターンがあり,「吸う」パターンは上あごが変形するほどになることもあります.背景は「依存」であり,不安や寂しさに対する安心を得るためです.また,所在なさ,することがないとき,TVを見てるときにも見られ,この場合は口寂しさが理由です.ある意味では自慰的であり,目的意識が持てたり,自分で楽しいことを見つけられたら指しゃぶりは消失します.つまり,発達と関係します.清潔の意味からもやめた方がいいのですが,強制的にやめさせるのは逆効果です.辞めさせるなら代わりの何を与える必要があります.おんぶや抱っこも似たような意味があります.いずれも発達や関心が広がることで解決しますから,しっかり見守りたいと思います.